ソース矩形領域

rect

デフォルトでは、ビデオ全体が処理対象の領域として使用されます。rect パラメータは、他のリサイズ処理を行う前に、ソースビデオのサブ領域を選択するために使用されます。

rect の値は、x および y の始点座標と widthheight を表す 4 つの整数または相対値で構成され、すべてカンマで区切られます。

  • x: 整数、浮動小数点数、または leftcenterright のいずれかを受け取ります。left0 と同等であり、center はビデオの幅から rect の幅を引いた差の半分と同等、right はビデオの幅から rect の幅を引いた差と同等です。0.5 は矩形の左端をビデオの中心に配置します。
  • y: 整数、浮動小数点数、または topmiddlebottom のいずれかを受け取ります。top0 と同等であり、middle はビデオの高さから rect の高さを引いた差の半分と同等、bottom はビデオの高さから rect の高さを引いた差と同等です。0.5 は矩形の上端をビデオの中心に配置します。
  • w: ピクセル幅を表す整数(例:500)、スカラー幅を表す浮動小数点数(例:0.5)、またはビデオの幅全体を意味する full のいずれかを受け取ります。
  • h: ピクセル高さを表す整数(例:500)、スカラー高さを表す浮動小数点数(例:0.5)、またはビデオの高さ全体を意味する full のいずれかを受け取ります。