オブジェクト除去
object-removal-rect
プレミアム機能
オブジェクト除去は現在、Imgixのプレミアムプランをご利用のお客様に提供されています。この機能にご興味がある場合は、営業チームまでご連絡ください。
オブジェクト除去パラメータを使用すると、AIを利用して画像の一部を選択して削除できます。
使い方
object-removal-rect
は x,y,w,h
の順で4つの整数を受け取ります。これらの値は、画像内のオブジェクトを選択するための矩形の座標を表します。
各値の意味は次のとおりです:
x
: 元の画像の幅に対する横方向の座標y
: 元の画像の高さに対する縦方向の座標w
: 元の画像の幅に対する矩形のピクセル幅h
: 元の画像の高さに対する矩形のピクセル高さ
x
, y
, width
, height
を指定することで、画像上に除去するオブジェクトの矩形座標を定義できます。
これらの座標は元の画像サイズに対して相対的であることに注意してください。サイズパラメータを使用して画像のサイズやアスペクト比を変更しても、矩形の x,y,w,h
の位置は変わりません。そのため、画像の切り抜きやスケーリングに関係なく、常に同じオブジェクトを削除することができます。
セミコロン(;
)で区切ることで、画像上に複数の矩形座標を定義できます。
アセットマネージャー内の画像エディタを使用すれば、ポイント&クリック操作でオブジェクトを簡単に除去できます。
オブジェクト除去のユースケース
ロゴの置き換え
このチュートリアルでは、object-removal-rect
パラメータを使って画像からロゴを削除し、blend
パラメータを使って新しいロゴを同じ画像に自然に合成する方法を紹介します。
こちらがロゴを含む元の画像です:
https://assets.imgix.net/cup-with-a-logo.png
ステップ1:既存のロゴを削除
object-removal-rect
パラメータを使用して、ロゴを含む矩形領域を指定します。以下のURLを使用します:
https://assets.imgix.net/cup-with-a-logo.png?w=320&h=320&object-removal-rect=302,415,307,307
このURLでは、(302, 415) の位置から始まる 307x307 ピクセルの正方形の領域を削除します。
ステップ2:新しいロゴをブレンド
次に、blend64
パラメータを使用して新しいロゴを追加します。これはbase64でエンコードされたURLに対応し、位置やスタイルの調整も可能です。
https://assets.imgix.net/cup-with-a-logo.png?w=320&h=320&object-removal-rect=302,415,307,307&blend64=aHR0cHM6Ly9hc3NldHMuaW1naXgubmV0L3ByZXNza2l0L2ltZ2l4LXByZXNza2l0LnBkZj9wYWdlPTMmZm09cG5nJnc9MTYwJmRwcj0y&blend-w=120&blend-x=80&blend-mode=normal
AI Composition
The Rendering API processes multiple AI transformations asynchronously and requires a few seconds to complete. When present, multiple AI transformations get rendered in this order:
Read this tutorial to learn more about chaining AI transformations.
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