カラーキーのフリンジ除去
colorkey-defringe
colorkey-defringe パラメーターは、colorkey の適用後に被写体のエッジを整え、元の背景による明るい色や色かぶりのふちが新しい背景の上で目立たないようにします。0(無効)から 1(最大)までの値を受け取ります。colorkey を指定していない場合は効果がありません。
動作は colorkey-mode によって異なります。
- カラーモード(デフォルト
1): 部分的に透明なエッジのピクセルからキーカラーを取り除き、そのピクセルの透明度に応じて被写体本来の色を残します。完全に不透明なピクセルは変更されません。 - クロマモード(デフォルト
0.5): グリーンスクリーンから被写体に反射した緑色の光など、画像全体にわたるキーカラー方向の色かぶりを低減します。肌の色のようにキーカラー方向に偏っていない色は変更されません。グレー、白、黒のキーカラーでは取り除くべき色かぶりがないため、効果はありません。
完全に不透明でありながら背景と混ざっているピクセル(通常は元画像で既に滑らかだったエッジ上の1ピクセル幅の線)は、フェザーの範囲外であるためフリンジ除去の対象になりません。
colorkeydefringe はエイリアスとして使用できます。
フリンジ除去はエッジ沿いの部分的に透明なピクセルにのみ作用するため、劇的な変化ではなく繊細な補正です。画像全体ではなくエッジ部分に注目してください。効果が最もよく分かるのは、彩度の高いキーカラーでキーイングした結果をコントラストの強い背景に合成した場合です。残った色かぶりが目立ちやすいためです。下の例ではグリーンスクリーンをクロマモードでキーイングし、暗い bg に合成しています。colorkey-defringe=0 では白い文字のエッジにわずかな緑色が残り、1 ではその色かぶりがなくなります。