ドロップシャドウ
ドロップシャドウパラメーターは、CSSの filter: drop-shadow() 関数と同じように、画像自身の透明度に基づいた形の影を描画します。CSSを使わずに、切り抜いた商品画像、カード、ロゴを紙面から浮き上がらせるための機能です。
影には4種類があり、drop-shadow-type で選択します。
| タイプ | 影 |
|---|---|
flat(デフォルト) | CSSでおなじみの、被写体からオフセットした柔らかい影です。 |
cast | 光によって床に投げかけられる、写実的な影です。商品撮影向けです。 |
float | 浮いている被写体の下にできる、柔らかい楕円形の影だまりです。 |
inset | 画像の内側に落ちる影で、へこみや彫り込みのような表現になります。グロー効果としても使えます。 |
各タイプは自身に関係するパラメーターのみを読み取り、それ以外は警告なく無視します。drop-shadow-type=cast と一緒に送られた drop-shadow-x は無視され、X-Imgix-Params レスポンスヘッダーからも除外されます。これは不具合ではなく正しい挙動です。
キャンバスは影を収めるために拡張されます。 w と h は画像本体のサイズを指定し、影はその外側に追加されるため、出力は指定したサイズより大きくなります。drop-shadow=10 では各辺に30pxが追加されます。
影が落ちるには透明な領域が必要です。JPEGやGIFで出力すると、bg を指定しない限りその領域は白で塗りつぶされ、JPEGソースに auto=format を指定した場合もJPEGのままになります。fm=png、fm=webp、fm=avif を使用してください。
mark-drop-shadow-* の各パラメーターは、元画像ではなく透かしに同じ影を適用します。透かしの影がキャンバスを拡張することはなく、画像の端で切り取られます。
ドロップシャドウは動画では描画されません。
既知の問題と制限
fadeでフェードさせた画像にドロップシャドウを適用すると、柔らかくなった端の部分に黒が透けて見えます。これは ENG-2455 で追跡されています。mark-tile=gridの各タイルにはそれぞれ独自の影が付きます。txtレイヤー単独にドロップシャドウを適用することはできません。txt-shadを使用してください。blendレイヤーごとに個別の影を設定することはできません。provenance=c2paではドロップシャドウが編集として記録されます。